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2021年01月19日

来春卒業の高校生11月末現在の就職内定率80.4%
前年同期比3.2ポイント増 7年連続70%超え

文部科学省報道発表による就職内定状況について

来春卒業予定の国公私立の高校生(全日制・定時制)は約102万人で、 就職希望者は約16万2千人。
このうち約13万人が内定を得た。
令和2年11月末における就職内定率(就職希望者に対する就職内定者の割合)は、80.4%で、前年同期比 3.2ポイント増加した。

※前年比増減及び前年差の各数値については令和元年10月末現在の各数値と比較したものである。

文部科学省は「令和3年1月末現在の高校生の就職内定状況を調査し、その状況を注視しながら、必要に応じて厚生労働省と連携した就職支援を行う。」としている。

未内定者は約3万2千人
県教委高校教育課は「まだ就職が決まっていない生徒もいるので、最後まで粘り強く支援していきたい」としている。

◆就職内定率80.4%(前年同期比3.2ポイント増)

◆男女別
 男子:82.3%(前年同期比 4.2ポイント増)
 女子:77.3%(前年同期比 1.5ポイント増)

◆学科別
 就職内定率の高い順
 「工業」90.8%、「看護」89.5%、「商業」84.9%、「福祉」83.8%、「農業」82.9%、
 「水産」81.9%、「家庭」79.1%、「総合学科」77.1%、「情報」75.2%、「普通」69.8% 
 ※「その他」の学科は除く
 また「看護」に関する学科は看護師5年一貫課程が主となるため5年課程5年次の就職内定率を示している。

◆都道府県別
 就職内定率の高い順
 富山県93.4%、三重県90.3%、島根県90.1%、福井県89.6%、石川県88.6%、岐阜県88.2%
 就職内定率の低い順
  沖縄県58.0%、神奈川県66.5%、大阪府70.6%、東京都70.9%、北海道70.9%

◆東北被災3県の就職内定率
 岩手県84.9% (前年同期比2.8ポイント増)
 宮城県72.6%(前年同期比1.4ポイント増)
 福島県85.6%(前年同期比3.6ポイント増)

文部科学省の調査では、就職を希望する(公務員や自営業者を含む)者、全員を対象としており、厚生労働省の数値に比べ母集団が大きい。

新規高等学校卒業(予定)者就職(内定)状況の推移

文部科学省報道発表より

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