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2017年12月18日

来春卒業の高校生10月末現在の就職内定率、8年連続上昇、
平成4年以来25年振りの高い水準。

文部科学省報道発表による就職内定状況について

来春卒業予定の国公私立の高校生は約106万5000人で、 就職希望者は約18万8,000人。このうち約14万5,000人が内定を得た。
平成29年10月末における就職内定率(就職希望者に対する就職内定者の割合)は、77.2%で、前年同期から2.3ポイント上昇。
※10月末時点における就職内定率としては、8年連続で前年同期を上回った。

※10月末時点における就職内定率が77%を超えるのは1992(平成4)年 79.7%に次いで、25年振りに高い水準となった。
文科省は「企業の活発な採用が続いているのが主な要因」としている。

未内定者は約4万3,000人であった。
県教委高校教育課は「まだ就職が決まっていない生徒もいるので、
最後まで粘り強く支援していきたい」と話している。

◆男女別
 男子:78.1%(前年同期比 2.0ポイント増)
 女子:75.8%(前年同期比 2.8ポイント増)

◆学科別
 就職内定率の高い順に、
 「工業」89.4%、「商業」83.2%、「福祉」81.4%、「水産」80.3%、「農業」80.2%、
 「家庭」79.0%、「情報」76.6%、「総合学科」75.6%、「看護」72.4%、「普通」64.1%
 ※「その他」の学科は除く。

◆都道府県別
 就職内定率の高い順に、
 富山県89.6%、三重県88.7%、愛知県88.0%、岐阜県85.4%、佐賀県85.1%
 就職内定率の低い順に、
 沖縄県47.2%、北海道58.4%、高知県69.4%、奈良県69.8%、福岡県70.0%、東京都70.0%

◆東北被災3県の就職内定率
 岩手県82.8%(前年同期比1.4ポイント増)
 宮城県73.2%(前年同期比4.4ポイント増)
 福島県82.6%(前年同期比3.3ポイント増)

文部科学省の調査では、就職を希望する(公務員や自営業者を含む)者、全員を対象としており、母集団が大きい。

文部科学省報道発表より

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