来春高校卒業予定者に対する求人数(7月末)、33万千6人 前年比24.3%減少、求人倍率2.08倍
厚生労働省報道発表による令和2年7月末現在の求人・求職状況
●求人数 約33万6千人で、前年同月比24.3%減
●求職者数 約16万2千人で、同8.0%減
●求人倍率 2.08倍で、同0.44ポイント減
新型コロナウイルス感染の影響を受け、求人数が33万6人で(前年比約10万7千人減)24.3%減少した。
リーマン・ショックの影響を受けた2010年3月卒(前年比48.8%減少)に次ぐ低下幅で、求人数の減少は10年ぶりとなった。
来春卒の高校生の求人倍率は前年同期比0.44ポイント減の2.08倍。
全国平均で求人倍率 が2倍を超えているものの、地域や産業で格差が生じている。
求人倍率の高い順では
東京5.93倍を最高に、大阪3.55倍 ・広島2.60倍・愛知2.56倍・香川2.56倍 で
2倍を超えたのは全国で15都府県となった。(前年は24都府県)
求人倍率が低い順では
沖縄の0.83倍・青森1.13倍・長崎1.18倍・ 鹿児島1.27倍 ・奈良1.29倍となり
全国のすべてで前年を下回った。
令和2年7月末現在の都道府県別求人・求職状況 (5ケ年の求人倍率の推移) ←クリック
令和2年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ(厚生労働省)