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2019年12月20日

来春卒業の高校生10月末現在の就職内定率77.2%
前年同期を下回るのは平成20年以来だが10年連続高い水準。

文部科学省報道発表による就職内定状況について

来春卒業予定の国公私立の高校生(全日制・定時制)は約105万人で、 就職希望者は約18万3千人。
このうち約14万1千人が内定を得た。
令和元 年10月末における就職内定率(就職希望者に対する就職内定者の割合)は、77.2%で、前年同期比 1.0ポイント減。
※10月末時点における就職内定率としては、6年連続で70%を超える高い水準。
文科省は「好景気で人手不足が続く中、企業が積極的に高校生を採用しており求人は堅調だ」としている。

未内定者は約4万2千人
県教委高校教育課は「まだ就職が決まっていない生徒もいるので、
最後まで粘り強く支援していきたい」と話している。

◆男女別
 男子:78.1%(前年同期比 1.0ポイント減)
 女子:75.8%(前年同期比 0.9ポイント減)

◆学科別
 就職内定率の高い順に
 「工業」89.3%、「商業」83.3%、「水産」79.5%、「農業」79.3%、「家庭」78.8%、
 「情報」78.5%、「福祉」78.3%、「看護」76.4%、「総合学科」75.2%、「普通」64.7% 
 ※「その他」の学科は除く
 また「看護」に関する学科は看護師5年一貫課程が主となるため、5年課程5年次の就職内定率を示している。
◆都道府県別
 就職内定率の高い順に
 愛知県89.0%、富山県88.5%、福井県86.8%、三重県86.6%、岐阜県86.5%、佐賀県85.6%
 就職内定率の低い順に
  沖縄県50.5%、北海道61.3%、高知県65.5%、神奈川県68.7%、東京都68.9%

◆東北被災3県の就職内定率
 岩手県82.1% (前年同期比0.7ポイント減)
 宮城県71.2%(前年同期比1.2ポイント減)
 福島県82.0%(前年同期比0.9ポイント増)

文部科学省の調査では、就職を希望する(公務員や自営業者を含む)者、全員を対象としており、母集団が大きい。

新規高等学校卒業(予定)者就職(内定)状況の推移

文部科学省報道発表より

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