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2016年12月19日

来春卒業の高校生10月末現在の就職内定率、7年連続上昇、
平成5年以来23年振りに74%を超える。

文部科学省報道発表による就職内定状況について

来春卒業予定の国公私立の高校生は約107万9000人で、 就職希望者は約19万2,000人。このうち約14万3,700人が内定を得た。
平成28年10月末における就職内定率(就職内定者の就職希望者に対する割合)は74.9%、昨年同期から1.5ポイント上まわり、リーマン・ショック翌年の2009(平成21)年 55・2%の後は7年連続で上昇。 内定率70%台は3年連続の高水準。

※10月末時点における就職内定率が74%を超えるのは1993(平成5)年 74.9%以来23年ぶりとなった。
文科省は「企業の活発な採用が続いているのが主な要因」としている。

未内定者は約4万8,000人であった。
県教委高校教育課は「まだ就職が決まっていない生徒もいるので、
最後まで粘り強く支援していきたい」と話している。

◆男女別
 男子は76.1%、女子は73.0%
 昨年同期比、男子は1.3ポイント、女子は1.8ポイント、それぞれ上昇。

◆学科別
 就職内定率の高い順に、
「工業」87.8%、「商業」80.3%、「福祉」79.8%、「農業」77.4%、「家庭」76.8%、
「水産」76.5%、「看護」74.4%、「総合学科」73.6%、「情報」71.5%、「普通」62.1%
 ※「その他」の学科は除く。

◆都道府県別
 就職内定率の高い順に、
 富山県 88.1%、三重県 86.9%、愛知県 86.2%、岐阜県 85.0%、佐賀県 83.5%
 就職内定率の低い順に、
 沖縄県 43.6%、北海道 56.6%、神奈川県 66.1%、東京都 67.1%、千葉県 67.7%

◆東北被災3県の就職内定率
 岩手県 81.4%(前年同期比0.2ポイント増)
 宮城県 68.8%(前年同期比1.3ポイント減)
 福島県 79.3%(前年同期比0.3ポイント増)

文部科学省の調査では、就職を希望する(公務員や自営業者を含む)者、全員を対象としており、母集団が大きい。

文部科学省報道発表より

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